AIで短い映像を作り、編集ソフトで一本の動画にまとめる。最初に覚えたいのは、この流れです。
初めての題材は、好きな物や場所の紹介がおすすめです。被写体を一つ、伝えたいことを一つに決め、15秒の完成を目指しましょう。
最初に用意するもの
大がかりな機材から始める必要はありません。手元のスマホやPCと、短いアイデアを用意しましょう。
- 紹介したいテーマを一文で書く。例:お気に入りのマグカップを見せる。
- 自分で撮った写真など、使える画像を用意する。
- 使うAI動画サービスの無料枠・有料機能・消費クレジットを確認する。
- スマホ用またはPC用の編集ソフトを一つ選ぶ。
作りたい動画に合わせて、入口を選ぼう
最初の一本では、いくつものサービスを同時に覚えるより、目的に合う一つを選んで流れをつかみましょう。
写真やイラストを動かしたい
画像を起点に、被写体やカメラの動きを加えるルートです。Runway、Kling AI、Luma AIの紹介から、利用できるモデルと条件を比較します。
顔出しせずに説明したい
短い台本をアバターに話してもらうならHeyGenが候補です。まずは既存アバターと短い台本で、作る流れを覚えましょう。
制作スタジオで素材を作りたい
動画・画像・音声を扱うPikaも候補です。使いたい機能と利用条件を確認してから、短いカットの生成に進みます。
一本を完成させる、5つのステップ
見せたいことを、3つのカットに分ける
最初に全体、次に細部、最後に印象に残るカット。15秒なら、それぞれ5秒前後を目安に考えます。文章で順番を書くだけでも、簡単な絵コンテになります。
字幕も各カット一行を目安にすると、伝えたいことを絞りやすくなります。
元になる画像を用意する
画像から動画を作る場合は、主役が見やすい写真やイラストを選びます。自分で撮った写真なら、見せたい物や構図を決める練習にもなります。
同じテーマの画像を使うと、カットをつないだときのまとまりを考えやすくなります。
動きを一つだけ指定して生成する
プロンプトには、主役がどう動くか、カメラがどう動くかを短く書きます。まずは『カメラがゆっくり近づく』などの単純な動きで、数秒の素材を作りましょう。
結果を見て、変える指示を一つに絞って比較します。再生成の前には消費クレジットも確認してください。
並べて切り、字幕と音を加える
編集ソフトに素材を取り込み、順番と長さを調整します。縦動画なら対応する9:16の設定を確認し、短い字幕と利用できる音源を加えましょう。
スマホならCapCut・VN・InShot、PCならPremiere・DaVinci Resolveなどが候補です。iMovieのMac版は画面比率の制約も確認します。
保存した動画を、最初から最後まで見る
書き出したファイルをスマホなどで再生します。画面の端で文字が切れていないか、字幕を読む時間があるか、音が聞きやすいかを確認しましょう。
気づいた改善点を一つ直して、一本完成です。その経験を次の動画の出発点にしましょう。
例:マグカップを紹介する15秒動画
カップ全体を見せる。字幕:お気に入りの一杯を。
模様や質感を近くで見せる。字幕:手になじむ、この形。
テーブルの上のカップを見せる。字幕:今日も、ここから。
最初の練習用プロンプト
画像から動画を作る場合の例です。元の写真にカップが写っているなら、動きを中心に伝えます。入力言語と対応する指定方法は、使うツールで確認してください。
The camera slowly pushes in toward the ceramic cup. Soft morning light. The cup stays still. One continuous shot.完成前に、この5つを確認
- 生成した映像で、主役の形や文字が意図せず変わっていないか。
- 字幕が短く、読む時間があり、投稿先のボタンと重ならない位置か。
- 音声や音楽の音量が大きすぎたり小さすぎたりしないか。
- 投稿したい縦横比と解像度で保存できているか。
- 最初から最後まで見て、何を伝える動画かがわかるか。
初めての人が気になること
無料で始められますか?
無料枠があるサービスや無料の編集ソフトで試せます。ただし、無料アカウントでも生成クレジットの購入が必要な場合があります。一覧と各紹介で、現在の条件を確認してください。
顔出しは必要ですか?
物や風景の映像、文字と音声を中心にした動画、アバターによる説明動画などから始められます。まずは伝えたい内容に合う形式を選びましょう。
最初から1分作った方がいいですか?
最初は15秒程度でも十分に、素材作り・編集・書き出しの流れを学べます。一本完成したら、カットを増やして長い動画へ進みましょう。
プロンプト通りにならないときは?
動きや場面を単純にし、指示を一つずつ変えて結果を比較します。元画像やモデルの違いも影響するので、どの設定で試したかをメモしておくと振り返りやすくなります。
今日の一歩は、一本を完成させること。
テーマを一つ決め、短い素材を作り、編集でまとめる。まずはこの流れを体験してみましょう。気になったツールや、わからない言葉は、以下のガイドから確認できます。